100年前のハイテクは金がかかりそうだ ~野田市市民会館(旧茂木佐平治家住宅)~
どうもこんばんは、せいぶつへいです。
みゆきだよー
先日はノスタルジーを感じる廃墟的な話でしたが、今日も似たような話が続きます。
おにいちゃん、もう昔を懐かしんで悲しくなる年齢になっちゃったのね・・・
違います!
まあ、たまには落ち着く雰囲気の場所で季節を感じるのも楽しい休日ってものですよ。
皆さんも是非まったりしてみてください。
おわりみたいになっちゃったよ?
・・・。では、始まります!
ということで今回はこちらに来ました。
デデドン!
これだけじゃさっぱりですね。
醤油といえばキッコーマン
キッコーマンといえば野田
その由来となればここ、茂木佐さんちってことです。
※らしいです。
併設で天狗展?見たいのもやってるみたいですね・・・。
では早速中に入っていきましょう。
お庭に行く入口にかかっている説明と、入っていい場所一覧。
一応確認して中に入ります。
中に入ると立派な茶室と庭が広がっていました。
とうろうろしていると、説明員のような方が寄ってきてくれて、色々説明してくれました。
正直歴史とかそういうのに疎い(勉強してきてない)私にとってはいろいろ聞けて助かります。
学生時代もう少し勉強しておけば・・・。
※野田の醤油については勉強することはないと思いますが。
庭のあちこちに立派な松と灯篭があります。
旧家の庭って感じがあっていいですね。
幹線道路からも外れているのか静かで落ち着く空間です。
今は使われなくなった、苔の生えた井戸。
昔はここが池のようになっていたようです。
庭の中にこんな巨大な池を作るとか、金持ちはすごいな。
茶室に近づいてみます。
本日は使われていないので近づいて見学可能とのこと。
なんか説明みたいな紙が置かれていました。
光の加減がなんかいい感じですね。
こんなところでまったりお茶するんですね、金持ちはすごいな。
茶室から見える庭になります。
昔はこのスペースに書院があったようです。
しかし、天気がいいので緑が気持ちいい。
茶室といえば的なオブジェもありました。
今は水が流れてないのが残念・・・。
いやぁ、立派な松ですね。
絵にかいたような古民家です。
ドラマの撮影に使われたりしてるみたいですよ。
※天皇の料理番ってドラマだそうです。と案内員が言っておりました。
さてお待ちかねの建屋内です。
と建屋に入り前に。
入口の木の彫刻の意味を聞きます。
忘れました・・・。
なんか昔の木造住宅は火災を恐れるので、水のモチーフにした彫刻を掘っているものが多いみたいですね。
また、キッコーマンだから?でしょうか亀も3匹もいます。
しかし、当時(100年ぐらい前)にこの彫刻、金持ちはすごいな。
文化財おなじみのこの看板です。
当時の人はそうなるとは思っていないでしょうが、自分の家が文化財になるっていうのはどういう気持ちなんでしょうね。
家に入って玄関の部分ですが、この部分つなぎ目のない一枚板でできているとのこと。
この一枚板を作る金額で、当時は小ぶりな一軒家が経つほどの値段だったとのことです。
金持ちはすごいな。
先ほど話した、書院についての説明がありました。
あの庭にあった謎の岩はそういう意味だったのですね。
本当は客室とか見たかったのですが、この日はお茶会が開催されておりまして。
和服を着た貴婦人たちがいまして、見ることができず奥へ進みます。
お茶会って、お嬢様っぽい
ごきげんようっていう雰囲気ね、日本茶だからちょっと違うかもだけどね。
奥の洗面所です。
時代を感じるたたずまい。
当時はこのように散髪台があり、近所の床屋を出張で呼んでいたとのこと。
金持ちはすごいな。
床も特殊な作りになっています。
もう、家を作るときにこだわり抜いた感じがしますね。
その隣の化粧室でしょうか。
低めの位置に障子と吹き抜けが。
女性の方が座って作業をするときに庭とかが見えるようにおしゃれに作られているみたいです。
う~ん、すごすぎて言葉が出ませんね。
次は風呂場です。
100年前にしっかりとしたシャワーつくってるとか。
これだけ要所要所がすごいのだから風呂場もと思いましたが、湯船は割と普通でした。
シャワーがあることには驚きましたけどね。
さあ、来ましたよ。
古民家といえばこれ!
木造のロングストレート!
普通の家ではなかなか、長い距離を見通せないじゃないですか。
でもこうやって見通せると、そこにいろいろなドラマがあったんだろうなと、
その風景が浮かんできそうだなぁと。
そう思うわけです。
さて台所にやってきました。
まずこちらは冷蔵庫。
冷蔵庫って木造で成り立つのか?
そしてシンク。
周り木材にする必要ある?
そして薪で使うコンロ。
100年前なのに今と同じ感じの生活ができますね。
つまりそれって当時の超最先端なんでしょうけどね。
ちなみにこの台所は全面床下があるとのこと。
高さ2mもあって、色々入っていたようです。
そして、台所にあるこの謎の機材。
何だと思います?
電話の呼び鈴+各部屋から使用人を呼ぶためのベルとのことです。
家庭用電話機の子機からおやきを呼び出すような感じですね。
こんなところにもハイテクの面影がありました。
と、色々なハイテクを感じさせてくれる古民家、茂木佐邸でした。
入口の柱も一切節のない柱とのことで、ここにも金が・・・。
ってな感じでした。
あれ?天狗展は?
そっちもそれなりに面白かったんだけど、撮影関係でいろいろ障害があったので、今回はパスで。
※貴重なものを野田市全域から借りてきているとのことで、Web掲載には持ち主に確認をとる必要があるとのことでした。
野田と大杉様のつながりとお祭りの歴史がわかる面白い展示でしたので、暇な人はぜひそちらもどうぞ!
まあ、古民家はいつ行っても心が洗われるので楽しいね。
ちなみにここは市民なら500円、市民以外でも1000円で和室の貸し出しをしているとのことでした。
※撮影目的だと料金体系がちがう?
それだと、なかなか撮影目的で人がたくさんきちゃうのでは?
と質問したところ、最近はコスプレ撮影での使用が多いとのこと。
みゆきもコスプレしたい
和服が似合う大人の女性になったらね
むー
今回のお話はここまで。
では今日の一句
(やっぱやるのね)
古民家で 思いを馳せる 秋日和
(ドヤってるなぁ・・・)