人の繋がり ~サマーウォーズ同時視聴をして~
※サマーウォーズの感想というより同時視聴の感想です
OZというネットの中の世界が世の中に多大な影響を与えているそんな時代に、ひょんなことから起きた大事件と戦う人々とその繋がり、そして諦めない心が世界を救う。そんなお話。
富士葵さんの映画を同時視聴するファンクラブ限定の企画がありまして、それが8月18日の22時から行われたんですね。葵ちゃんの企画だし同時視聴だということで飛びついて参加したのですが、私は今までサマーウォーズという作品を見たことが無く、前情報はほぼ何もない状態で視聴しました。
物語自体は王道でありつつ、その時代背景を表した内容がふんだんに盛り込まれていて物語と現実の狭間みたいな独特な気持ちにさせてくれて心地よく、それでいてファンタジー要素もしっかりあって良いアニメ映画だなぁとしみじみ思いました。
ドラゴンボールやプリキュアの映画を見ているような巨大な悪に対して諦めずに戦い勝利をもぎ取る。こういう展開は凄い好きなので最後の展開など熱くて良かった。やたらTwitterなどで貼られていた鼻血を出しながら何か叫んでいるような顔の意味も解りましたし。
そして同時視聴で見たことにより、普段映画を見たら気が付かない点にも気が付けたのが驚きも相まってより良い映画体験となりました。
中盤に物語の大切な展開で割と皆が涙する場所があったんですが、その直前で大喧嘩するシーンが有りまして。その内容的に一方的にそっちが悪いわけじゃなくてここに悪い人居ないじゃん、悪いのは別の問題じゃん…とか考えていたら全然涙がでなかったんですよ。
同時視聴と言うことも有り、皆コメントで泣けるとかここは泣くとか、そういうコメントで盛り上がっていまして、企画主の葵ちゃんも涙している感じだったんです。
これ一人で見ていたら気が付かなかったし、自分の心はちょっと荒んじゃってるんじゃないか?とか考えたりしました、周りの観客が居ることにより気付きですね。
映画館で映画を見ているときに周りと同調して泣いたり笑ったり、そういうのが楽しかったりするじゃないですか、映画館が一体となって物語に飲み込まれていく感じがする、あの空気感。
コメントの多さも終盤になるにつれて減っていくんですよ、さながら映画館で聞こえるポップコーンを食べる音や飲み物を飲む音が終盤に向けて減っていくような。
今回の物語で語られているテーマとして人との繋がりみたいなものがあるんですが、コロナ渦でなかなか人と繋がりにくい世の中、全力で話したり遊んだりできない世の中だからこそ、こういう同時視聴という形式で映画を見ることにより人とのつながりを再認識できる同時視聴大変良いとおもいました。
こういう楽しい企画をやってくれる葵ちゃんには感謝しかないですね、私はあまり頭も良くないから難しいことを考えるのも苦手だし、文章を書いても纏まらないから書くの嫌になっちゃうんですけど、こうやって文章書いているのも葵ちゃんとその周りの人々とのつながりがあってこそなので。良い環境に身を置けているなとしみじみ思います、それがTwitterでのつながりであったとしても。
皆さんも人とのつながりを大切に、人とのつながりを感じられない昨今だからこそつながりを感じて心を錆びさせない活動をしていきたいですね。私も君たちもひとりじゃないんだよって。
おわり
追伸
王道な友情正義勝利が好きなのでプリキュア映画の同時視聴とかして欲しいですね
鏡の国か花の都かマナ結婚がいいですね、うんうん