カメラを手にした時の感覚を思い出そう ~カメラ、はじめてもいいですか?~
どうもこんばんは、せいぶつへいきです。
みゆきです
いやぁ、梅雨も明けて夏真っ盛りって感じになってきましたね。
これだけ晴れていると写真の一つや二つもとりたくなっちゃいますよ。
そう思ってカメラを片手にお出かけって言うことをかれこれもう15,6年やってるわけですね。
高校の半ばでカメラを買っていろいろ機種を変えながら今までやってきて、もう昔のデータは残ってなくて2010年ぐらいからのデータしかありませんが、色々な思い出を撮影してきました。
昔の写真を見返すだけでもたのしいよね
本当にね、その時々の記憶と気持ちがいろいろよみがえってきて楽しいよ。
でも、長い間写真を撮っていると技術やら機材やらが頭でっかちになって行って、純粋に写真を撮る楽しさというのがちょっとずつ頭の片隅から消えて行っちゃたりするのよね。
最近はまた純粋に撮影楽しいって感じになってきたけど、社会人前半ぐらいは機材スペック至上主義、テンプレのようにこれがこうだからこう、こうじゃなきゃダメ!
みたいな事ばっかり考えてた。
つかれそー
確かにね、ある程度の技術は必要だけど、楽しく撮影するってほんと大切だと思うのよ。
そんなことを想った時にとある本に出合いましてね。
先日発売されたこちら、しろ先生の「カメラ、はじめてもいいですか?」です。
※ヤマノススメの作者ですね
あらすじはこんなの
自分に自信がない女子高生ミトは自分からこれっと決めず逃げるように日々を過ごしていた。
そんな時に隣人のチサトから写真の撮影モデルを頼まれて、なんか流れのうちに承諾してしまって撮影に行く、そこで気が付いた自分の気持ちに素直になって・・・。
といった感じ。
自分がカメラを手にした時に、最初に写真を撮った時の気持ちとか、こんなこと考えてたなーっていうのを思い出させてくれる素晴らしい序盤の展開でした。
その後カメラ好きの女の子が沢山出てくるのですが、みんな自分の好きなカメラが有るんですが、そのチョイスが結構好き。
主人公のミトは富士のX-T20
隣人のチサトは富士のX-T3
元気の良いモアはPENTAXのKP
おにいちゃんの愛機だね
その友人のリン子はRICOHのGRⅢ
海外旅行好きのちょっとぶっ飛んでる隣人の友人ナギはNikonのZ50
と最近の機種を幅広く網羅、ガッチガチの高級機みたいなのが出てこないところを見るとそのうちすげぇ新キャラでもでるのかしら?
こうやって実際の機器をしっかり作中に出してくれると、カメラを持っている人間としてはいいねぇ、わかるわぁってなりながら読めます。
※一眼レフといえばレンズも重要ですが、レンズも意識して書いてたりするので楽しいです。
で、読み終わってみての感想は、まさに、
「忘れてた気持ち取り戻したくなった」
でしたね。
最近は結構原点回帰で難しく考えずに気持ちでとることも増えてきたんですが、そこに拍車がかかった感じ。
Twitterでバズリたいとか、コンテスト応募したいとか、色々気持ちはあると思いますが、そういうのを置いといてシャッターを切りたい!すなおにシャッターを切る感覚、それ自体を楽しむっていう気持ちをより強く思い出した感じでした。
他愛のない写真も輝いて見えるっていうみたいな感じかな。
良いことなの?
カメラを仕事にしている人はそれじゃダメだと思うけど、趣味にしている人はそれが一番いいんじゃないかな。そんな気がするよ。
ということで、今日はこの「カメラ、はじめてもいいですか?」のお話でした。
写真撮るの好きだったけど、Twitterにアップしていいねを貰うことに執着しすぎて写真撮ることが面白くなくなったそこの貴方、ぜひ読んでみてください。
懐かしい気持ちになれると思いますよ。
では今日はここまで!また次のブログでお会いしましょう。
まったね~