道具は使い方を理解してから本当の力を発揮するぞ ~一眼レフカメラ 絞りとボケ~
どうもこんばんは、せいぶつへいきです。
みゆきです
昨日のブログは見てくれたかな?
河童大作戦のブログだね
そう、河童の謎に迫った牛久散策のお話。
内容自体はまあいつもの散策ブログで問題ないんだけど、使った写真に問題が有ったきがするのよ。
もんだい?
日中、しかもあれだけ明るい中なのに写真が全体的にキリッとしてないの。
玉にジャンクの安いレンズとか使うことあるんだけど、今回はちゃんと買ったタムロンの超広角レンズ。
こちらを新品で購入しているからカビとか曇りとかでダメってわけじゃないのよ。
でもうまく行かなかったの?
うむ、全体的にボケてる感じがしてなんかすっきりしなかった。
シャッタスピードも1/100以上出ているので手振れや被写体ブレって感じでもない・・・。
この写真を見て欲しいのよ。
鳥さんいっぱい
そう、可愛いよね!でもこの写真なんかすっきりしてないのよ。
勿論構図とかそういうのもあると思うだけどそれ以上にシャープ感が足りない。
一部を拡大してみるとよく分かるんだけど。
右上の方向にブラーが掛かっている感じみたいになってるよね。
全体的にシャープさにも欠けるし。
この写真f4.5でSS1/360 24mmって状態なんだけどこれなら手振れも被写体ブレもしないとおもうんだよね。
写真のF値ってのは数値が小さければ小さいほどピントが合っていない場所がボケるようになってるのね、このレンズは余程気合を入れて撮影しないと全体的になんか眠たい写真になっちゃうことが多い気がするの。
そこで思ったのが、このレンズF値をちゃんと上げて撮影しないとくっきり行かないんじゃないかなと。
それおにいちゃんがいつもフィギュア撮影の時はF値をあげろって言ってるのと同じじゃないの?
確かにフィギュア撮影時の前に伸ばした手とかがボケちゃうときに全体に合わせるには絞る(F値を上げる)必要があるんだけど。
これはなんか全体的にボケてるし、ってことで今までその考えに至っていなかったのね。
ということで今日はこのレンズを使いながらフィギュアを各F値で撮影して違いを見てみようと思い立ったわけよ。
それを踏まえて次からの3枚を見て欲しい。
上からF3.5 F8 F11と並んでいるのね。
※現像設定は3枚とも同じです
同じ写真にしか見えない
背景黒だったのがよくなかったかな?模様付き背景とかにすればより分かりやすいかも。
この状態でも端のほうのミクさんの手のボケみが全然違うのが解ると思います。
それは勿論絞ったから全体的にピントが合うので当たり前なのですが、この写真細部によって見てみましょう。
F値は先ほどと同じです。
各写真ともこのミクさんの目にピントを合わせているのですが、明らかに1枚目と比べて2枚目3枚目のほうがシャープに映っていることがわかります。
※どこが?って方は目の中の黒いラインのボケ具合とかを見てみてください。
つまりこのレンズピントが合っている場所でもF3.5とF8では全然シャープ差が違うのです。
こういうのはレンズの特性と考えられます。
※ピントがずれているレンズっていうのもあるのでそこら辺は確認してメーカー修理に出すとかそういう対応も検討してね。
新品でもずれてるとかあるの?
これが割とあるんだよね、あたりレンズなら良いのだけど外れレンズを引くとそういうのに悩まされてこのレンズはダメなレンズです!って言っちゃうこともあると思うのです。
ということで、レンズ特性と絞りとボケについて思ったことを書いてみました。
ちなみに昨日の河童はどの数値で撮影してたの?
最大開放(F3.5)で撮影してたかな。
正直そういう特性をしっかり理解して撮影すればもっときれいな写真が撮影できたんじゃないか?と思うところが有ります。
撮影して帰ってきて?あれ、思ったのと違うぞ?と思うことが有るそこの貴方。
ぜひ自分の機材の最適な使い方を今一度見つめなおしてみてください。
そして良い写真ライフを。
それでは今日はここまで、また次回よろしくお願いします。
またね~