せいぶつへいきと写真

写真を撮る 趣味を語る

公衆電話つかってますか? ~NTT東日本公衆電話ガチャコレクション~

公衆電話、今のさかのぼる事30年以上前、NTT東日本が全国の店先などに設置した電話機。
当時携帯電話という物が無かったため、外から電話をするには、この機械を使うしかなかった。
今や携帯電話の登場で使用頻度も落ち、テレホンカードという物も見かけなくなって久しいが、そんな今喫茶店で公衆電話を見つける。

f:id:seibutuheiki:20191201004815j:plain

茶店に似合う真っ赤なボディ、一般的に公衆電話というと緑色のやつを思い浮かべるが喫茶店などだと真っ先に導入されたこの新型赤電話機が多いのではないだろうか。
茶店での待ち合わせや連絡に使ったそんな思い出もあるだろう。
ちなみにこの電話機は1971年に製造が開始されている。

f:id:seibutuheiki:20191201005141j:plain

茶店の片隅で、他のお客さんの会話をずっと聞き続けてきた彼は、もしかしたらマスターより多彩な物事を知っているかもしれない。

そんな今も、手前の二人のお客さんが・・・。

f:id:seibutuheiki:20191201005306j:plain

電話機じゃねえか!

 

なにやってるのおにいちゃん

やあ、みゆき!
今日も写真を撮ってブログを書こうかなと思ってね。

それにしては何か寸劇みたいなことやってなかった?

そんなことないぞ、とっても自然な導入の文章を考えていただけだ。

 

ということで、今日はこちらの商品、話題のこちら!
NTT東日本公衆電話コレクションをご紹介だぁ!

f:id:seibutuheiki:20191201005702j:plain

勢揃いの公衆電話達ですが、見覚えのあるものから、なんだこいつ?ってのがあると思いますが、どれも素晴らしい出来栄えですよ!
では早速一つずつ見ていきましょう。

f:id:seibutuheiki:20191201005843j:plain

冒頭でも登場した赤電話。
正式名称を新型赤電話機というそうです。
年代は1971年、小型軽量で店頭での出し入れが容易となったもので、色々な店頭に置かれたことでしょう。
110番等の緊急電話はお店の人に声をかけて直接つないでもらう方式をとっているようです。

f:id:seibutuheiki:20191201010126j:plain

で、これほど精密に作られているこの公衆電話ガチャコレクション。
下の返却口も勿論可動します。

f:id:seibutuheiki:20191201010954j:plain

このダイヤル周りの精密さも300円のガシャポンとは思えない精度ですね。
ちなみにこのダイヤルも回ります。
しかも無限に回るのではなく、ちゃんと止まるところで止まります。
300円にかける情熱じゃないよこれ。

f:id:seibutuheiki:20191201011119j:plain

投入口周りの値段もしっかり書いてあります。
左にある使い方はシールで完全再現です。

何があるとここまで情熱のこもった商品を作れるんでしょうね、企画を通した人に尊敬の念を抱きますね。

f:id:seibutuheiki:20191201011339j:plain

さて次はだれもが知っているであろう、キングオブ公衆電話。
その名もMC-3P(アナログ)です。
いやぁ、これですよこれ、公衆電話といえばこれです!

f:id:seibutuheiki:20191201011432j:plain

この右側にある硬貨を回収する箱?でしょうかこれがここにあったことですら覚えているぐらい身近に存在していた公衆電話って気がしますね。

f:id:seibutuheiki:20191201011524j:plain

そしてこれで凄いと思ったのはこの写真の⑤に該当する場所です。
ここテレホンカードが出てくるときに赤く点滅した気がするんですよ。
その部分がちゃんとクリアパーツになっていてただのイラストじゃなくなっているんですよね。
これすごいですよ、光る商品ではありませんが、ここを別パーツで作ってきたのは本当に評価に値します!

f:id:seibutuheiki:20191201011725j:plain

そして子供このころ一度は悪戯したであろう緊急用赤ボタン。
このボタンはイラストになっていました、ここが押せる仕様だったら文句なしの100%だったのでそこだけが悔やまれます。

おにいちゃんそんな悪戯してたの?

押す悪戯ってことよ、そのあとのダイアルはしてませんので!してませんので!

f:id:seibutuheiki:20191201011917j:plain

さて次に出てきたのはMC-D8(アナログ)です。
ユニバーサルデザインも取り入れられて画面も液晶になりボリューム調整なども付きました。
こちらが登場したのは2016年、もうこのころには公衆電話はほぼ使っていなかったと思いますが、そのころひっそりと新作が出ていたようです。

f:id:seibutuheiki:20191201012204j:plain

受話器も丸っぽかったデザインから四角いデザインに代わっていたんですね。
スタイリッシュなデザインが好まれたのでしょうか。

f:id:seibutuheiki:20191201012459j:plain

この電話機を使ったことが無いので液晶には何が表示されるのかわかりませんが、ご利用できますの表示。
エラーが出たときにエラーコードが表示されたりするのでしょうか?
ボリュームのボタンが付いているのは良いですね、むしろ今まで調整が無かったことに疑問を感じます。

f:id:seibutuheiki:20191201012626j:plain

緊急ダイヤルはボタンを押さなくても番号で判断するようになったんですね。
こういうところに同じアナログ電話機でも進化を感じます。
テレホンカード入れる場所が大きくなったのには何か理由があるのでしょうか?

f:id:seibutuheiki:20191201012747j:plain

さて次に登場したのは、これも見たことある人多いのではないでしょうか。
DMC-7(ディジタル)です。
黒い公衆電話でいろいろボタンが増えていたり、ISDN通信ができるポートが付いていたりで子供心にめっちゃすごいハイテク機器やん!って思っていましたね。

f:id:seibutuheiki:20191201013118j:plain

ココですココ、端末接続口。
端末接続ってなんだよ?っておもってましたよ。
こいつが登場したのは1996年、2000年問題より上回ってた問題を感じる前ですよ。

いまや携帯電話、スマートフォン、4GLTEにもうすぐ5G。
20年という月日はいろいろと身の回りを変えてしまったんですね。

f:id:seibutuheiki:20191201013459j:plain

このごちゃごちゃしたボタンも凄かったですね。
オンフックってなんだよ!? データ通信?
デジモンの世界か?とかいろいろ考えたものです。

そしてこれを使っているところを私は見た事が有りません、どうやって使う物なんでしょうか。
使っている人が居たら見てみたいものでした・・・。

f:id:seibutuheiki:20191201013650j:plain

最後にこちら。

え、黄金の公衆電話

そう、黄金の公衆電話です。
私もこれが出てきて調べるまでナニコレマジ要らねぇっておもってました。

この黄金の公衆電話、金色の公衆電話機と言い、当時の皇太子さまと雅子さまのご成婚の際にお祝いの意を込めてパレードの沿道にある公衆電話はこの色に塗り替えられたとのことです。

f:id:seibutuheiki:20191201013925j:plain

ベースはMC-3Pを使用しているのが判りますね。
確かにこの当時ならこの機種が一番色々な場所にあったでしょう。

世の中には知らないことがたくさんあって、そういう知らない事で会えるって幸せな事ですね。
いる知識かいらない知識かは置いといて、ね。

 

ちなみにこの電話機どの程度のサイズかというと、プライズの黒猫に持たせて丁度良いサイズでした。

f:id:seibutuheiki:20191201014311j:plain

まあ、持たせるのに無理はありますがね・・・。
最近はやりの少し大きめのプライズフィギュアといい感じで会うかもしれませんので、まだ入手していない人は全国のガチャガチャを廻ってみてはいかがでしょうか。

 

ということで今日はここまで。

公衆電話にも歴史ありだね

確かにすべての物に歴史あり、このブログにも歴史・・・?ってほどのことはないかw

 

酷い終わり方ね

 

それではまた次回。

またね~